化粧品に頼ってしまう女性が多い

pixta_12991205_M女性にとって、スキンケアはかなり関心の高いテーマです。とくに最近は老化防止が強く意識されるようになったせいか、年齢に関係なく、誰でもスキンケアに大きな関心をいだいているようです。そして、美容科学や皮膚科学の発達とともに、そうしたニーズに応えてくれるすぐれた化粧品が続々と誕生しています。それはたいへん素晴らしいことだと思います。

女性なら誰しも、いつまでも若々しく、そして美しくありたいと思うのが、正直な気持ちではないかと思います。しかし、「老化」という自然の摂理には、どんな人であっても逆らうことはできません。考えたくないことですが、私たちの肌は間違いなく、日々刻々と老化しています。しかも、その原因は年をとることによるものばかりとはかぎりません。

人間の肌はとてもデリケートです。強い紫外線、気候による温度や湿度の変化、空調による乾燥、食生活の乱れ……。それら物理的な条件だけでなく、精神状態によっても大きな影響を受けます。

そのため、老化を極度に恐れるあまり、化粧品に対して過剰なまでの期待を寄せている人もいます。そして、化粧品の使いすぎやマッサージのしすぎといった、間違った手入れによって肌に負担をかけてしまい、かえってトラブルを招いている人も実は多いのです。

また、スキンケアの情報が氾濫しているいま、誰でも知識だけは十分すぎるほど持っているようです。生き方や暮らし方に自分なりのスタイルを見つけようとしている人は多いのに、スキンケアのこととなると、雑誌や週刊誌、本などの情報にばかりおどらされている人が多いような気がします。

そして、トラブルが起こると、それをなんでもかんでも化粧品のせいにしている人のなんと多いことでしょう。肌にトラブルが生じたからといっては化粧品を替える。それでもダメだからまた替えるというように、理屈もわからずに、化粧品さえ替えればなんとかなるという安易な考え方をしてしまいます。これでは肌をいたわるつもりが逆にアダとなり、かえってダメージを大きくしてしまうことにも。そして結局、何を使ってもダメだったからと、化粧品に対してますます不信感をいだくようにもなってしまいます。

それはある意昧、「情報過多によるトラブル」と言ってもいいかもしれません。情報やモノがあふれすぎているばかりに、正しい知識をきちんと把握しきれず、「消化不良」を起こしている状態とでも表現したらいいでしょうか。

「肌の欠点を隠してもっときれいに見せたい」「素顔で人前に出るのは失礼だから」

そんな理由で、二キビやシミなどのトラブルを化粧品で必死に隠そうとしている人が多いのも残念なことです。きれいに見せたいという気持ちはよくわかるのですが、それではなんの解決にもなりません。肌の欠点を化粧で塗り隠すのではなく、肌自体を輝かせることができれば欠点も気にならなくなるはずなのですが……。

スキンケアというと、化粧品を使って肌に何かを与える「プラスのケア」にばかり目がいきがちですが、こうしてみると、むしろ「マイナスのケア」のほうが重要なのではないかと思います。

肌といっても、ひとつひとつの細胞の集まりにすぎません。そして正常な状態の肌の細胞は、ある一定のリズムで新しく生まれ変わっています。こうした肌本来の営みがうまくいっているかぎり、私たちの肌はいつまでも若々しく健康な状態を保つことができるのです。

逆に、そうした肌本来の機能が健全な状態に保たれていなければ、たとえどんなに高価な化粧品でも、どんなに優れた化粧品を使っても、無意味なものになってしまうことでしょう。

肌には細胞みずからの再生力がありますし、自分で治そうという「自然治癒力」も備わっています。外から何かを与えるというよりも、肌のひとつひとつの細胞の活性化をうながし、そうした自活力を高めてあげることこそ、本当の意昧でのスキンケアといえるのではないでしょうか。

それをいかに上手に手助けしてあげるか、それをおこなうベースをいかに上手につくってあげるかがもっとも大切なことです。そして、そうした肌本来の力を引き出すのが化粧品の持つ役割といえます。

皮膚科や内科は新宿駅前クリニックの蓮池先生に聞いてみるといいかもしれません。お気軽にご相談くださいませ。

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