テキサスホールデムの賭け方は、一般的なポーカーのルールとは異なっています。一般的なポーカーでは賭けるチャンスは手札交換前と交換後の2回ですが、テキサスホールデムでは4回のチャンスがあり、単純に考えて2倍の駆け引きが必要となります。

賭け方としては、まず自分に2枚の手札が配られた時点で1回目の賭けをします。この時点ではまだまだ腹の探り合いかもしれません。たった2枚で最終的にどんな役ができるかはなかなか予想つくものではないからです。ただし、例えば強いペアがこの時点でできているプレイヤーがいれば、その人はかなり強気に出てくるかもしれませんが、それでもまだたかが知れているでしょう。

テキサスホールデムの賭け方の2番目としては、次に3枚の場札が表向きに配られた時点です。この時点で、最終的に使える7枚のカードのうち5枚までが見えた状態になるわけで、高い役ができそうかどうかというのはこの時点でかなり明らかになるでしょう。例えばフルハウスを作ろうとすると、この5枚で最低でもワンぺアができていない限り不可能です。ノーペアの場合、あと2枚でワンペアとスリーカードを同時に作るのは不可能なことは分かるでしょう。フラッシュやストレートについても似たような推論が可能で、この時点で絶対に完成しようのないケースが確定されてしまいます。

つまり、この時点で強気に出てくるプレイヤーというのは、そういう可能性がそれなりにあるプレイヤーと考えても間違いではないでしょう。
続いて4枚目のカードが表向きにされた時点で3回目の賭けとなります。諦めてドロップするプレイヤーも多くなるかもしれません。最終的には5枚目のカードが表向きに配られて4回目の賭けとなります。